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7/7【真夏の夜の淫夢】 ○野獣先輩/○MUR/○KMR/○AKYS/○虐待おじさん/○ひで/○KBTIT 7/7【やる夫スレ】 ○入速出やる夫/○備府出やらない夫/○キル夫/○水銀燈/○翠星石/○雪華綺晶/○伊藤誠 5/5【魔法少女オブ・ジ・エンド】 ○児上貴衣/○鞘野楓/○芥倫太郎/○穴井美羽/○パラサイト・M 5/5【仮面ライダーウィザード】 ○操真晴人/○仁藤攻介/○稲森真由/○メデューサ/○グレムリン 5/5【NEEDLESS】 ○アダム・ブレイド/○クルス・シルト/○セツナ/○未央/○六道銀 5/5【名探偵コナン】 ○江戸川コナン/○灰原哀/○円谷光彦/○阿笠博士/○ジン 4/4【御伽噺】 ○桃太郎/○浦島太郎/○シンデレラ/○赤ずきん 4/4【戦国BASARA】 ○徳川家康/○石田三成/○お市/○小早川秀秋 3/3【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ○枢木スザク/○アーニャ・アールストレイム/○扇要 3/3【BLACK LAGOON】 ○ヘンゼル/○グレーテル/○ロベルタ 3/3【チャージマン研!】 ○泉研/○星君/○ボルガ博士 3/3【でろでろ】 ○日野耳雄/○日野留渦/○サイトーさん 3/3【the4400】 ○ショーン・ファレル/○マイア・ラトリッジ・スクーリス/○イザベル・タイラー 2/2【仮面ライダーW】 ○照井竜/○井坂深紅郎 2/2【コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】 ○ゼロ/○ロロ・ヴィ・ブリタニア 1/1【マジキチコナンSS】 ○阿笠博士 62/62
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金糸雀 -かなりあ/Kanarienvogel ローゼンメイデンの第2ドール 登場作品:Rozen Maiden/ローゼンメイデン(漫画) ローゼンメイデン トロイメント/ローゼンメイデン オーベルテューレ .声 優 :志村由美 人工精霊:ピチカート 契 約 者 :草笛みつ .武 器 :バイオリン トレードカラー:黄色 .口 癖 :…かしら~ イメージソング:ピチカート日和 ファン名:ピチカー党 あ だ 名 :カナ(作中、ファンともに)、神奈川(作中のみ)、キム・シジャン 原作ではかなり後半、アニメでは第2期トロイメントより登場したドール。 語尾に「かしら」をつけて喋る事が多い。 自称姉妹一の策士なのだが上手く事が運んだ為しがない、いわゆるドジっ子である。 その幼い外見や言動、行動などから次女とは思えないなどとしばしば言われる事も。 ただ原作ではアリスゲームを知り悲嘆に暮れるのりに凛とした態度で接するなど相応の場面も存在する。 またアニメではバイオリンを用いた音波攻撃によって雛苺、翠星石、蒼星石を吹き飛ばす、 相打ち同然ではあったものの薔薇水晶の腕を切断したりと相当な戦闘力を有する事が判明した。 しかしこの音波攻撃何故か真紅と水銀燈には全く通用しない。 ヤングジャンプでの新連載では2009/3現在直接的な登場こそないものの まいた世界の桜田ジュンをあらゆる場面で助け雪華綺晶から守っているという 非常に頼もしい存在となっている。
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薔薇(あぁ…愛しい黒薔薇のお姉様…。) 雪華「あなた何考えてるの?顔が赤いわ。黒薔薇のお姉様のこと考えてたのね?」 薔薇「…そんなことは無いわ…/////」 雪華(黒薔薇めっ!!私なんかどれだけ努力しても薔薇水晶は…薔薇水晶は振り向いてくれないのにっ!! そうだ) 雪華「服を脱いで頂戴。」 薔薇「なっなんで?」 雪華「こんなことくらいで恥ずかしがっていては、お姉様に嫌われるわ。」 薔薇「そんな…いえ、私頑張ります…」 雪華 (計 画 通 り) (画像クリックで元サイズ表示) 雪「今度は誰を頂きましょうか…」 薔「?」 貴女と私。私と貴女。鏡の中で鬼ごっこ。 逃げてるのはだぁれ?追いかけるのはだぁれ? 「まってよ!ばらしぃちゃん!」 「えへへ、つかまえてみてよお姉ちゃん」 夢の中で鬼ごっこ。 右手は左手を捕まえる。左手は右手を捕まえる。 「つかまえた!こんどはばらしぃちゃんがおにだよ」 「ん、わかった」 ぐるぐるぐるぐる鬼ごっこ。 逃げてるのはだぁれ?追いかけるのはだぁれ? 「こっこまっでおっいでー」 「まてー!」 二人の世界で鬼ごっこ。 私はだぁれ?貴方はだぁれ? 終わり 雪華綺晶「・・・」 薔薇水晶「・・・」 雪華綺晶「・・・」 薔薇水晶「・・・」 雪華綺晶「・・・」ニヤァ 薔薇水晶「・・・」 「…汗…ベタベタ……シャワー、でも…浴びよう、かな…」 「……………ん?」 「トェェイ」 「…おねぇ、ちゃん」 「!! ば、ばらすぃちゃん……」 「…お風呂の鏡、から…覗くの…止め、てね?」 「…はい…」ションボリ 雪「薔薇水晶、“ケチ”の“チ”って漢字で書くと“薔”の草冠を除いたモノなのですって」 薔「……………それで?」 雪「不満そうな顔も可愛いこと」 雑学王保守 薔「お姉ちゃん、10月の連休にちょっと旅行に行ってみない?」 雪「あら、いいですね。是非行きましょう」 薔「じゃあ、決まりだね!何処にする?」 雪「沖縄なんてどうでしょう?本場のチャンプルーやミミガーも食べてみたいですし」 薔「でも、北海道もいいよね」 雪「北海道といえば、ウニ丼・イクラ丼・ジンギスカンなどがありますね」 薔「あ、京都の紅葉も素敵だよね」 雪「京都から少し足を伸ばして、大阪で食い道楽を極めるのも素敵ですよ」 薔「お姉ちゃん……」 雪「どうかしましたか、ばらしーちゃん?」 「お姉ちゃんは美味しい物が食べられれば何処でもいいの?」 雪「えっ?」 薔「…私なんかがいなくても食べ物があればそれでいいんでしょ?」 雪「それは違いますよ、ばらしーちゃん。確かに美味しい物があれば嬉しいですけど、 ばらしーちゃんが一緒じゃなければ意味がないのです。 いつも貴女が傍にいてくれるからこそ、私は楽しく食事ができるのですよ」 薔「…私がいないと淋しい?」 雪「勿論です。私は、ばらしーちゃんと離ればなれになることを考えただけでも 淋しくなってしまうのですから」 薔「グスッ…。私、間違ってた…。変なこと言ってごめんなさい」 雪「あらあら、急に泣き虫になってしまいましたね」ナデナデ 薔「お姉ちゃん…大好き…」 雪「私も大好きですよ、ばらしーちゃん」ギュッ 「…近所の、人から…さつまいも…いっぱい、貰ったよ…」 「まぁ、ぜひ焼き芋にして食べたいですわ」 「…スイート、ポテトも…いいね…」 「薔薇すぃちゃんに塗って頂きたいですわ…」 「煮物も、良いなぁ……」 「……何かおかしなトコ、なかった…?」 「気のせいですわ」 雪「薔薇しーちゃん、ちょっとこれを付けてくださる?」 つ猫耳 薔「何、、コレ?」 雪「見てのとおりの猫耳首輪セットですわ。」ニコニコ 薔「装、、、着。」カシャッ 雪「まぁ、よくお似合いですわ」 薔「そう、、かな。」 雪「お待ちなさい薔薇しーちゃん、語尾は『にゃぁ』ですわ!」 薔「う、うん、、、わかった、、にゃぁ。」 雪「そうですわぁ!ものすごく可愛いですわぁ!」 薔「えへへ、、そうかな?」 雪「可愛いですわぁっ!もう食べちゃいたいくらいにっ!」 薔「本当に食べないで、、、にゃぁ?」 雪「そんなことすわけありませんわ。比喩表現ですわ。それより次はこっちのメイド姿を着てみてくださる?」 薔「うん、、わかった。」――そして着替え続けること三時間 銀(薔薇しー、いい加減遊ばれてるのに気付かないのかしらねぇ。) 雪「では、今度はこっちの服に着替えてください。」 薔「うん!!」 純粋に遊ばれてる薔薇しーでした。 薔「今日ね、お買い物に行ったら可愛い上着があったから買っちゃったの…」 雪「さすが、ばらしーちゃん。気が効きますね。ちょうど新しい上着が欲しいと思っていたのですよ」 薔「これなんだけど…気に入ってくれるかな?」ガサゴソ 雪「白くて可愛いニットですね。ふわふわで暖かそう――。あら?フードには耳が…」 薔「うん、ウサミミがついてるの…。 あとね、色違いで私の上着も買ってきたんだけど…」ガサゴソ 雪「ばらしーちゃんに似合いそうな薄紫のニットですね。あら、それにも耳が…」 薔「こっちはネコミミなの…。お姉ちゃん、こういうの…嫌い?」 雪「いいえ、嫌いではないですよ。ただ実際に見たのは初めてだから、ちょっと驚いてしまって…」 薔「良かったら、ちょっと着てみて…。私も着るから……」 雪「分かりました。着てみますね――」 ~~~数分後~~~ 雪「どうでしょう、似合いますか?」 薔「お姉ちゃん……可愛すぎる…」 (――毛糸がフワフワで、髪の毛もフワフワで…本当の兎みたい…。これは……モフモフしたい…) 雪「ばらしーちゃんもとても似合っていて可愛いですよ」 (――こ、これが俗に言うネコミミ?!なんでしょう、この破壊力は…。 ああ、お父様、雪華綺晶は新しい世界に目覚めてしまいそうです!) 薔「そんなに見られたら…恥ずかしいよ……」 雪「うふふ。照れたりして、本当に可愛い猫さんですね。 今日はこの子を抱っこして眠りましょう」ナデナデ 薔「うにゃ~~~ん」スリスリ 薔「・・・お姉様を・・・悪食、・・・」 雪「あら」 薔「・・・浮気者」 雪「ひどいわ」 薔「あ、」 雪「わたし悪食なんかじゃないわよ」 薔「眼帯、かえして」 雪「あの苺も貴女も美味しいものですもの」 薔「・・・たべないで」 雪「ふふ、かわいらしいわ」 薔「・・・」 雪「拗ねないで・・・わたしの可愛い“おにんぎょう”さん」 薔「・・・貴女なんて大嫌い・・・」 雪「わたしは貴女が大好き」 薔「うそつき・・・」 雪「愛と憎しみはわたしにとって同じですの、薔薇水晶」 薔「・・・わからない」 雪「わたしに水晶を突き立てる時、わかると思いますわ」 薔「・・・嫌」 雪「ふふ・・・」
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財前「金糸雀君・・・今、彼らはどうなっているのかね・・・?」 金「Sは今おあと付き合ってるのかしら・・・ちょっとまずい状態かしら・・・」 有栖川大学病院の地下4階の秘密談話室。金糸雀は病院に来ていた。 金「雪華綺晶先生が今彼らを引き離そうとしてるのかしら。彼女ならきっと成功させてくれると思うのかしら・・・」 財前「そうだな・・・彼女は仕事人だからな・・・きっと成功させてくれるだろう・・・」 密談を交わす金糸雀と財前教授。 財前「・・・ミリオン計画・・・何としても成功させなくてはな・・・成功すれば我々のクローン研究の最高の成果だ。 完成の暁にはイスラエル陸軍に引き渡す事になっているな・・・」 金「こっちにもお金が入って一石二鳥かしらー!」 財前「そうだな・・・毎秒920メートルで飛んでくる銃弾を避け、素手で戦車のハッチを引き剥がし、スコープ無しで2000メートル先の目標に銃弾を命中させ、次々と敵兵を駆逐する・・・まさに化け物だな。実戦に投入されれば一人で一個中隊の戦果をたたき出すと予測されるが・・・」 金「この金糸雀が、楽してズルして二人を引き合わせて見せるのかしらー!」 財前「頼もしい言葉だ・・・任せたぞ、金糸雀。」 その頃、水銀燈は・・・ 銀「さっきは、危なかったわねぇ・・・」 龍「あれが完成すれば、大変な事になりますからね・・・」 彼女には、水銀党という強力な味方が付いていた。 銀「何としても、おあとSをくっつけないとねぇ・・・みんなも協力してねぇ。」 水銀党「はーい!」
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47 :371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg :2007/10/20(土) 01 32 12 氷「前回はやたら長いスペシャルで、読んでくれた皆も大変だったろうな」 銀「そうねぇ。 そして今回は、まぁた埋め立てにラジオが間に合ってないしぃ。 監督自重しなさい」 氷「以前も言ったが、元々このラジオのコンセプトは 『新スレが出来た後の前スレ埋め立て促進企画』 というものだからな。 ラジオを投下するまでもなくスレが埋まるというのなら、 わざわざでしゃばる必要もない、とは思うが……」 銀「でも、やって欲しいってレスがあったのも事実なのよねぇ。 選択肢を提示して五票集まった以上、作者としては書くのが筋ってものだしぃ」 氷「とにかく、今回の反省点は 25でも指摘されている通り、 ラジオの準備をもう少し速く始めること、そして選択肢が決定したら迅速に書き上げて投下すること、だな。 残りレス数が少なくなってくると、ラジオのネタを募集する間も無く埋め立てが終ってしまう」 銀「そうねぇ。 前は新スレが立ってからラジオの告知をしてたけど、今回はそれじゃ間に合わなかったし」 氷「スレ立てに関する明確なルールがないのも問題なのかも知れんな。 2のテンプレに『スレ立ては 950がすること』とでも書いておくか」 銀「まあ、それは次のスレ立てをする人に任せればいいんじゃない? どうしても何とかしたいなら、監督が自分で次スレを立てればいいんだし」 氷「そういうことになるな。 さて、軽く反省会も終ったことだし、そろそろタイトルコールに移ろうか。 氷室と……」 銀「水銀燈のぉ」 「「銀剣物語らじおー!」」 氷「さて、今回で第八回となったわけだが……今回もまた、随分と本編が停滞していたようだな」 銀「ホント、いつまで経っても続きが書けないなんて、みっともなぁい。 新しい住人とかには、そろそろいらないって思われてるんじゃないのぉ?」 氷「そう思われても仕方が無いな。 監督としても予想とは違う選択肢に決定したりして、かなり苦しんだらしいが。 一歩間違えれば、銀の字の出番はここで終わりだった、らしいぞ?」 銀「お、恐ろしいことを言わないで頂戴。 まだまだ予断を許さない展開の最中なんだから」 氷「さて、せっかくの新スレをだらだらと消費していては申し訳ない。 さっそく今回の質問に答えていこうではないか」 48 :371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg :2007/10/20(土) 01 33 18 銀「と言っても、今回は慌しかったせいか、質問もあまり無かったわねぇ」 氷「まずはこれか。 974からの質問、『(part16の) 487の選択肢の穂群原の学生って誰?』 確かに、αはキャスター、βはアーチャーで確定だと分かるが、γだけは誰なのかわからないな。 これが一体誰なのか……実は、この段階ではまだ決めていなかったらしい」 銀「えぇ? 随分適当なのねぇ」 氷「夜中、新都に居そうな学生を何人か挙げて、再び選択肢で決めるつもりだったそうだ。 候補としては、私や間桐慎二、後藤君あたりか」 銀「ご、後藤って誰……? そんなキャラを出してストーリーが続くの……?」 氷「まさかの後藤君ミーディアム化もあったかも知れないな。 惜しいことをしたな、銀の字」 銀「いらない……そんなサプライズはいらない……」 氷「もちろん、そうなったら監督もキャラが把握できなくて悶絶しただろうがな。 まとめwikiの停滞作品行きになるくらい投下が遅れたかも知れん」 銀「ああ……そりゃ選ばれなくって良かったわねぇ……」 氷「銀の字がやたら消耗しているので、手早く次の質問へ移ろうか。 975より、『水銀燈in言峰教会は気になる選択肢ばかりだったので、他のを選んでいたらどうなっていたかは知りたいかも』」 銀「台本を読んだ限りでは、私が一人で教会にやってきた時点で、身体部位を失うことは確定だったらしいわね」 氷「それまでの流れ等もあるから、個別にどの選択肢でどうなった、という解説は出来ないが……選択肢によって、何箇所の部位を失うことになるのかが決定するようになっていたようだ」 銀「一箇所で済む可能性もあった、ってことね」 氷「逆に、ここで水銀燈の消失も有り得たらしいので、それを考えれば二箇所欠損で済んだのは多少マシと言えるのではないか? もちろん、ベターとも言い難いが」 銀「全く、こんなことになるなんて、最初の頃は思っても見なかったわぁ」 氷「そうかな? 監督は、ローゼンメイデンを題材にすると決めた時点で、部位欠損ネタは使わねばならないと決めていたらしいぞ?」 銀「なにそれ、一年以上も前から計画通りだった、ってわけぇ? 今回は運よくそういう流れになったからいいけど、選択次第では書けたかどうかわからないくせに。 予想外の選択肢が選ばれたときに限って、文章が書けなくなって停滞したりするんだから」 氷「まあ、監督も我ながら良く続いてるものだと思っているんだろう。 というか、銀剣物語を開始当初から読んでくれている人がこのスレにどれだけいるのやら」 銀「隣町での聖杯戦争が、一度登場人物をまとめようって話をしてたけど。 銀剣物語も他人のことは言えないわよ。 そろそろ話の筋がわかんないって人が多いんじゃないの?」 氷「そうだな……。 スレも新しくなったことだし、ここで一つ、これまでのまとめのようなものを作ってみるか」 銀「って、ちょっと待って、他の作品の感想は?」 氷「む……ローゼンと型月以外のオススメ作品か。 監督は『それは秘密! なぜならそのほうがカッコイイから!』 とか言っていたが」 銀「ちっとも秘密になってないわよソレ。 知らない人でもgoogleで調べたら一発でわかるじゃない」 氷「ヱヴァンゲリヲン新劇場版に関しては、見る機会を逃したので割愛させてもらう。 まあ、なんだ、作者のことより作品のことを話そうじゃないか?」 銀「……なぁんか言いたくないことでもあるのかしらね? まあいいけど。 それじゃ、今回は他作品への感想、特別編ってことにしましょうか」 49 :371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg :2007/10/20(土) 01 35 09 他作品感想 No.4(特別編) 『銀剣物語』 作者:371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 氷「感想と銘打っておきながら、今までのまとめのようなものなのだが」 銀「いいんじゃない、感想を書いても自画自賛か自虐にしかならないんだし。 さっさと説明に入りましょうよ」 氷「む……まあ、確かにそうだな。 ではまず、これまでのストーリーから説明していこうか。 基本コンセプトとしては『Fateキャラクターがローゼンメイデンのミーディアムになったら』だな。 Fate側の設定としては、『後日談。』の世界に当たるわけだ」 銀「そこに、私たち薔薇乙女がやってきて、アリスゲームを行うってわけね」 氷「そういうことだ。 本編の進行に関しては、以下に大まかなタイムテーブルを書いてみたので、それを参照してほしい」 一日目(日): 家の前で鞄を拾う。 水銀燈と出会う。 水銀燈と契約を結ぶ。(第一話完結) 二日目(月): 三日目(火): 四日目(水): 氷室を屋敷に招く。(第二話完結) 五日目(木): 学校に来なかった氷室を探す。 nのフィールドで雛苺と戦う。 氷室と雛苺、契約を破棄する。 家の住人に、薔薇乙女のことがばれる。(第三話完結) 六日目(金): アーチャーと学校屋上で会話。 キャスターと柳洞寺で会話。(第四話完結) 七日目(土): 真紅に会いに行く。 nのフィールドで真紅と薔薇水晶を目撃。 水銀燈と決別する。(第五話完結) 衛宮家で人生ゲーム開催。 氷室から告白される。 水銀燈、教会で雪華綺晶と遭遇。←いまここ 銀「今は七日目の深夜なんだけど……こうしてみると七日目って色々な事が起こりすぎねぇ」 氷「激動の一日だな。 ソレに比べて、二日目などは意外なほどに動いていないというべきか」 銀「あら、鐘にとっては重要なターニングポイントじゃない」 氷「むっ……そういえば、本編で銀の字と初めて出会ったのも第二話だったか」 銀「もう随分と昔のことのように思えるけど……実はまだ、あんまり物語は進展してないのよね」 氷「そうだな。 本編の進行具合は、以下のミーディアム対応表を見て貰えれば分かるだろう」 衛宮士郎——水銀燈 アーチャー——真紅 氷室鐘——雛苺 言峰綺礼(?)——雪華綺晶(?) アヴェンジャー(?)——薔薇水晶(?) 銀「驚くべきなのかそうでもないのか……まだ全てのドールが登場してないのよね」 氷「関係が確定しているものに限れば、まだ3組しか揃っていないぞ。 下の2組はまだ、本編内で確定したと明言されていないからな」 銀「本当、一年以上も続けておいて、なにをやっているのかしらね。 第四ドール辺りはともかく、第三ドールなんかは出番が無くて不貞腐れてるんじゃないの?」 氷「確かに、彼女たちよりも先に雪華綺晶が登場したのは意外だったかもな。 しかし、登場順序がこうなったのも、少なからず必然性があったからこそだ。 彼女たちの出番もそう遠い話ではないだろうから、期待して待っていて欲しい」 銀「……とまあ、まとめてみると意外と短かったわね。 それだけ内容が薄かったってことなのかしら」 氷「意外と、こういう企画こそが本来の銀剣らじおの正しい在り方なのかも知れんがな。 なお、銀剣を詳しく読んでみたいなら、まとめwikiで最初から読む事が出来るのでそちらを利用してほしい」 銀「では、今回はそろそろお開きにしましょうか。 監督、次回の課題、忘れないようにね?」 「「それではー!!」」
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+祈り 第一の姉妹 冷たい石像を抱くような孤独が 私の熱を奪う 黒く冷たく まっすぐ私は墜ちていく 夜に溶けきれず 朝日はしらじらしすぎて いつも夕暮れ時を彷徨う 色彩はあいまいに転じて 動脈色の水彩絵具 大地のひび割れのように、あるいは布の裂け目のように あちこちに不吉なヒビが走る 肘関節から球体関節を通されたワイヤーが 無様に露出してしまっている どんな強さも どんな誇りも 醜くさの前に成す術ない 些細な事柄が両の翼を苛み いじけた意見が靴底をすり減らす わたしはずっと歩いてきた道を振り返り 静かにかぶりを振る 日々消えていく自分を 誰かが天使と例えた 最後に辿り着いた 希望の荒廃した地平と ヒトだけが衰退したアスファルトジャングルの境界で 遂に私は膝をつく 祈ることをやめない +かくとだに /. . . . , 、ヽ !. . l l l /l ハ 、 , , l l. l l レ _」 ハ l _」 /_ ; l | | l l N,. ==r V t==、 / ! | l l | く廴ソ 廴j l/ ! ^ Nハ ! . i l/lハ! ヽい __ /ノ かくとだに えやはいぶきの さしも草 ``ゝ、 `ー ,.イ ヽ N> -- <l / さしも知らじな 燃ゆる思ひを ノ^ソ V^ヽ ,. ィ´ 〈 〉 `ゝ、 _,. ´ / ヽ- 、 , / ! `ヽ、 ,rく / _ _/ \__/ \_l /7ヽ、 /^ヽヽ < .rt===┐フ // ヽ l ヽ1 | |チケット .| // i | 1 |」 ト、 l/ レ ´ リ / .l (⌒ ー‐ "´ l . l レ ´ { / . l 〉、 ! . l/ ! / . | 〉、 人 / ! 恋に火をつけたのは 僕の心を知らないあなたなのです さしも草が炎となって燃えあがり 僕の胸を焦がすのです この思いを告白できずに悩んでいます 藤原実方朝臣 (?年~998年) +幾千幾万の星が降る夜 人は願う _ _rfヒラ}ミ{二ー- 、 ∠ 弋ゞ匕ノニ丶\ \ < ======廴\L\ ヽ く〆/ 〃ハ ヽ\廴\Lヽ ハ ////〃// イi i \廴ヽ〕l 斗- 、 〃 / // / 川 jハi ニ Y く⌒ヽ | i i i ィiイ !i /川/-、i〈〈 | j | ト 二 イ | i i i 从ハ !i / ム≦ミメ、ト ニイ| i \く l i i iヘ{≠ミメ V 弋_沙 リ //j.| i ヽ\ ヽヽノハ ゞ  ̄´ // //¦ 「 } }\ |\{ ヘ ヽ ///イ ; i 〈ノ 丶、 , ´ l i ヽ \ ー く∠イ⌒/ i \ ー- .,,____,,.. イ ノ 人 i ___` 、_ < // /! / i \ / / ヽイ r―┐V /⌒Vイ厶厶/ 小、 、 `二二 ー----- / _/ | L.//ト、ー/ / | i { | \ \ー- ..,,_  ̄ ̄ ̄ ̄_>< -一…― / 厶 <__」  ̄/ | 人 \ヘ \ \  ̄ ̄ ̄ 丶 二二 >一  ̄ _-っ/ ⌒ヽく / \ ー ― \ `ー― _ ̄_ > 、 \ ‐  ̄/ _ <_∠ノ{ / _j〔_ }. / >┬‐一ァ >一¬ ´ \ \ 一 / /⌒T^ー / ̄ | 〈 / / ノ / ´ ヽ ヽ _厶イ´ ̄ L// >-‐┼ ヽ く二二二>‐ _____ ______ ) _ ノ 幾千幾万の星が降る夜 人は願う 思いを込めて様々な事を 月が明らかな夜 星は稀になり 祈るものとて いないけれど あなたを好きと言えない私には 貴方を想いながら 飛ぶ事が許される夜 私はきっと見つけ出す 幾千幾万の灯(ほし)の中から +このまま月の光が、星の光を打ち消せば このまま月の光が、星の光を打ち消せば 銀様が私の元に飛んできてくれるかもしれない 私は密かに、月の光に希望をいだく でも、星が稀になっているのは、月の隠になっているだけ 星は変わらず、そこにある 月の光に惑わされず、星の光を見つけ出し 銀様が探している方の元に辿りつけるように 私は迷わず、星の光に願いをかける +この年月を通してずっと この年月を通してずっと 忘れられない場所がある 幾つかはひどく変わってしまった 失くなってしまった場所 今も変わらない場所 どの場所にも思い出があった なつかしい街や風景 私は今でも思い出せる 消えてしまった場所 まだ残っている景色 そんな全てを 私はずっと愛していた けれど 過ぎていったどんな事よりも 今の私に大切なのはあなた これからの二人を想う時 思い出はみな色褪せてゆく 私は時々立ち止まって そして思い出すだろう 失ってしまったものたちや 消えてしまったものたちを けれど この人生でいちばん大切なひとはあなた・・・ +地に足がついてない夢は現実 地に足がついてない夢は現実 愛の陰謀 もうすぐ思考能力もなくなる それは紛れも無い自分 俺がファンを名乗って貴方と握手をしたときに +心の奥に潜む願い 心の奥に潜む願い 夢は目ざとく探し出し まぶたの裏に映し出す まぶたの裏で見た夢は 無防備な壁を通り抜け 心の中に沈み込む 夢は現実 現実は夢 意識の海の深い底 2つは静かに混ざり合い 微かな光が燈される 圧倒的な闇に抗するように +水銀燈と女の子 -1- 夜も更けて、人通りの絶えた街角。 通りにはただ青白く灯る水銀燈がポツンと立っているだけ。 誰も、その灯火を必要とはしていない・・・帰る場所のないノラネコでさえ。 水銀燈は青白く冷たい光を放つことしかできない。 それは人間たちに、どこか無機質で冷酷だという印象を与える。 暖かくやわらかい光で、家族の団らんの場に必要とされるろうそくとは違うのだ。 水銀燈は、でもろうそくをうらやましがらない・・・少なくとも無関心を装う。 ろうそくなんて、ちょとした風でもすぐに消える弱い存在にすぎない。 自分の方が勝っているのだと、自分に言い聞かせる。 だから、誰にも必要とされなくても全然かまわない、そう信じているふりをする。 *- *- *- *- *- *- *- 月もない漆黒の夜、水銀燈はいつものように通りに一つポツンと立って、 ...。 ぼんやりとした冷たい青白い光を放っている。 i そして、いつものように誰にも必要とされることはない・・・はずだった。 ,人,. く,r个、ゝ でもその夜は違った、女の子が一人、水銀燈の光を頼りにやってきて、 ..ヽ_|_/ その元に膝を抱えて座り込む。そして顔をうずめてすすり泣く。 ..Ψ || 水銀燈はその女の子に声をかけようか迷うが、話しかけるのをやめる。 || 自分はろうそくではない、人を暖かい気持ちにさせることは出来ない。 || どうせ拒絶されるくらいなら、最初から関わらない方がいい・・・今までみたいに。 || +水銀燈と女の子 -2- しかし、女の子のほうから話しかけてくる。 「わたし、あなたの冷たい光は好きよ。本当の暗闇――多分ほとんどの人は知らない 暗闇だけれど――では、そういう光が必要なの・・・それがないと・・・」 水銀燈は黙って女の子の言葉を待つ。 「そういう光がないと、闇に飲み込まれてしまうの・・・」 女の子はちょっと苦しそうに黙り込む、ゆっくり呼吸を整える。 そして再び口を開く。 「ろうそくの光は嫌い、しあわせな家庭を押し付けてくるから・・・ あの光は不幸を覆い隠して、偽りの幸せとか幻の暖かさを私たちに見せるの」 「あなたは今、幸せではない・・・」 「ええ、でもそういうのって心の持ちようだと思うの。私だって幸せを願って、 今の状況に不満を持たず感謝すれば幸せになれるんだわ、多分ね」 「でも自分の心を偽りたくない・・・」 「いいえ、出来ないのよ。いろいろな不幸から目を逸らして、幸福な光だけみて 感謝の心を持つ、自分は幸せと思い込む・・・それはとても素敵なことなのだと思うわよ、 でも私には出来ない・・・宿命的に」 「宿命的に・・・」 その女の子は自分は心臓の病気で、長くは生きられないのだと告げる。 そして、現実はあくまで冷たく、明日にでも無機質的に終わってしまう人生を、 いまさら幸福という花で飾る必要はない、と付け加える。 +水銀燈と女の子 -3- 女の子は静かに目をつぶっている。 水銀燈はドキっとするが、かすかな寝息を確認して安堵する。 この女の子は自分に似ているのだろうか、と水銀燈はふと考える。 共通点はいくつかある、でも根本的に何かが違う。 この女の子が最初に言った「本当の暗闇」というものは、 街角に立ち通りを照らし続けてきた水銀燈にも、おそらく想像が及ばないくらい 深くて寒くて、そして純粋な闇なのだ。 そこでは地の底から吹き上げる冷たい風が唸りを上げていて、 体の力を抜いた途端に命の灯は吹き消され、抜け殻となった体はバラバラに四散し、 どこかに吹き飛ばしてしまう。 黒を塗り重ねたような闇の中で、一人で吹き荒ぶ暴風に耐える女の子・・・。 ろうそくのやさしくて頼りない火なんて役に立たない。 この女の子の抱える闇は深すぎて自分の光で道を照らすことはできないのだろうと、水銀燈は想像する。 それでもこの女の子は水銀燈の光を必要としている。 おそらく明かりとしての光ではなく、何か目印となる光を。 絶対的な闇に自分の体が溶け込むのを妨げ、肉体の存在を思い出させてくれる光を。 *- *- *- *- *- *- *- やがて夜明けを迎える。 通りに敷いてあるレンガにも店の看板にも、街全体に色が戻る。 だが、黒く塗られた水銀燈の支柱は、夜が明けても色は与えられない。 太陽が、水銀燈の存在を奪う。 昼間は誰も水銀燈の存在に注意を払わない。 女の子は、いつの間にかどこかに行ってしまった。 おそらく、帰ったのだろう。 <完> +待ちぶせ この町には まだ紅葉の季節は来てはいない そんなことは知っているんだ それでもイチョウの木の下に立ち そっと見上げてみる あるハズもない、黄色く染まったイチョウの葉 それでも顔は天に向けたまま 本当は、葉っぱなんかさがしていない その先の空を見ているだけなんだ 空にはあの人がいるかもしれないから 秋の深い空では、ずっと高くまで見通せる でも、見上げた青空に黒い翼を見出すことは出来ない ううん、最初から来ないことはわかっているんだ それでも空を見続ける きれいなイチョウに見とれていたら 偶然、飛んでいる貴女をお見かけしたのですよ 心の中で、静かな笑顔をくれる貴女に、そう告げるため +わたしのおうち わたしのおうち わたしにはおうちがない おとうさまはわたしにだけは おうちをくれなかったの だからおうちが欲しいだけ わたしの1つめのおうち かわいいおうち ケーキにのった苺みたいに ぱくりと一口で食べてしまいたい そんなおうちに住んでみたい わたしの2つめのおうち 凛凛しいおうち 蒼い風が通り抜けるみたいな さわやかなお部屋でお昼寝したい そんなおうちを作ってみたい わたしの3つめのおうち やさしいおうち 緑いっぱいのお庭を作って そこにお花を咲かせるの そんなおうちを奪いたい +銀色 神様は 黒色から少しずつ汚れを取り除いた 丁寧に、慎重に、長い間取り除き続けた その結果白色が完成した 強く光る真っ白 神様はなんとなく物足りなく感じた 一滴の黒の雫を加えた 白色の一歩手前の色ができた 銀色と名付けた 銀色はどんな色よりも輝いていた 光が輝きに変わるには 一滴の黒が必要だったと 神様は気付いた 完成してはダメなのだと 気付いた 未完成の完成 強く光る真っ白に ほんの少しの黒一つ 白色の 一歩手前の 未完成 それ故に どんな色より 儚く 強く 美しい 輝く色 悲しい色 銀色 +神様は 神様は 昼を創ったときに輝く白も作り出し 夜を創ったときに深い黒も作り出し ずっと後になってから 銀色という美しい色を作り出しました 神様は 銀色のもつ輝きを深く愛して 儚さ強さ悲しさ美しさを愛して 6日目に自分を模して作った人間たちにも 銀色を美しいと感じられる心を与えました だから私たちは 銀色の美しさを感じることができるのです それはとても自然なことで素敵な感情 でも銀色自身は 自分の美しさに気がつくことはできないのです 自分は輝く白にしてもらえなかったのだと泣いています 自分は未完成の色だと思い込むのです どうして私を完成させてくれなかったの? 白になれないのなら黒になってみせましょう…… 神様は今はいない でも誰かが伝えないいけません だから私たちが教えてあげないといけないのです 銀色さん、あなたは美しい……と 白色の未完成ゆえの美しさ 多分、銀色本人にとっては辛いことです だから私たちが教えてあげないといけないのです 銀色さん、あなたは美しい……と 参考:一つ前の「銀色」の詩に対して +病院の窓 病室の窓 それが私の世界 私の世界は四角い世界 病室の窓 それが私に届く手紙 空の色を届けてくれる 病室の窓 それが私の出口 病室にあるのは入口だけだから 病室の窓 それは私の希望 黒い天使さんが今日も来てくれますように・・・ +箱に目覚めてあたたかい太陽に、気付くことない私はまだジャンクなの? 箱に目覚めてあたたかい太陽に、気付くことない私はまだジャンクなの? 真紅からもらった感情表現。形態反射に過ぎないというのに。 箱に逃げ込みあたたかい太陽に、気付きたくない私はもうジャンクなの? めぐからもらった感情表現。形態反射に過ぎないというのに。 私が覚えた子宮と棺桶は、とても広くて青空に思う。 私を手招くアリスとお父様に、伝えて欲しい。 透明な面影を――――。 +灯火 空高くに浮かぶ、真っ赤に燃える太陽の光は 全ての人を暖め、照らしましす 太陽の光は全ての人に与えられます 生まれたばかりの小さな灯火の小さな明かりは 自分の周りの狭い範囲だけを暖め、照らします けれど、小さな明かりは太陽の光にかきけされ、見えません 灯火は自分の明かりが見える様にと、暗闇を目指しました 一人ぼっちの人がいます その人は生まれた時から光を見ることが許されていません それと同時に、誰にでも与えられる遠い場所からの光に辟易しています 光を見ることが許されないのなら逃げてしまおう 唯一の光が誰にでも与えられる光なら捨ててしまおう 一人ぼっちはそう思いました 暗闇の中、灯火はポツンと一つ、小さな明かりを灯します 誰もいません。誰も暖めることも照らすこともできません それでも、自分の明かりが消えることを恐れて暗闇の中に居続けます 一人ぼっちは誰にでも与えられる光から逃げました それ以外の光をもっていなかった一人ぼっちは真っ暗闇に包まれます 寒いくて暗い闇の世界で 永い時間が過ぎたころ 一人ぼっちと灯火は出会いました 灯火は一人ぼっちを照らしました。暖めました。 深い深い闇の中 小さな小さな灯火一つ たった一人を暖めて たった一人を照らしてた 暗い暗い闇の中 小さな小さな灯りの中に 幸せそうな笑顔が二つ +透明なチューブの中の細かい泡 透明なチューブの中の細かい泡 吸い込まれて 瞬間の暗闇 血 血 チューブに繋がれた少女 逆さまの十字架 黒羽根を運ぶ風 誰もいない 誰もいない海に浮かぶ月 緑 美草 もげた腕 壊れた人形は廃棄されねばなりません +あいなどいらぬと心を殺し あいなどいらぬと心を殺し けだかき翼は天をとらえる まだ届かぬ高き地を夢見て しゅらとなりて姉妹と戦い てんしはほのおに包まれる おとずれし少女が願を架け めの前の現実が組み替わる であいが新しい道を差示し とおくへ飛ぶこと能ずとも うしないし心の鼓動を感ず +灯 春の便りが届いてる・・・ だからなに? そんなものに期待しない 背中の翼で空を翔け 雪雲の上まで飛んでいけばいい 黙って春の訪れを待っていたら 雪に埋もれてしまうだけだから 雲の上に出た 月の光は明るいけれど 地上にいるときよりずっと寒い 見渡す限り白い世界 雲の隙間から街の灯りが見える めぐのいる病院も 真紅のいる家も あの光の中の1つ・・・
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水銀燈「ふぅ…ホント嫌になっちゃうわぁ…。でも、流石に病院の中までは追ってこられないでしょう…。」 その日、私は学校をサボって有栖川大学病院という所にいた。 サボった理由は、学校が面倒くさいから。 少し休むために、空いている病室を探して病院内をさまよっていた時、ある病室から歌が聞こえてきた。 どこか懐かしげで、それでいてどことなく寂しい感じのする歌…。 …気がついたら、私はその部屋の中にいた。 めぐ「からたちの花が咲いたよ…。白い白い花が…あら?もしかして、水銀燈先生?」 水銀燈「…私の事、知ってるの…?」 めぐ「…そうですよね。私、あんまり学校行ったこと無いし、知るわけ無いですよね…。」 それが、めぐ…柿崎めぐとの出会いだった。 最初はおかしな子だと思ったが、話しているうちにこの子は自分と同じだと感じた。 つまり、めぐも私もどこかが欠落しているのだ。 私の場合は片親だったことと、いじめが原因だったが、この子の場合はもっと複雑だった。 両親が別居中で、しかも心臓には重大な欠陥があるらしい…。 めぐ「私なんて、別にいつ死んでも構わないのに…」 それが、めぐの口癖だった。 めぐ「もう、私なんかに構わないで!最初、自分のとこの生徒だって言うことも知らなかったくせに!!」 ある時、わたしはめぐと喧嘩をした。理由は、私が彼女の自嘲癖をいさめたのが原因だった。 めぐ「いいのよ、教師だからって無理しないで…。どうせあと半年の命なんだし…」 水銀燈「そうやって、また逃げるつもり?このまま楽に死なせるもんですか…!」 …すでに、めぐの病状については、医者から嫌というほど聞かされてきた。 余命が本当に半年しかないこと…。助かるには心臓移植しかないこと…。そしてそれには莫大なお金が必要なこと…。 でも、どうしてもめぐだけは死なせたくなかった。 楽しいのはこれからなのに…。それを何も経験できないなんて間違ってる…! そんな思いからか、私の口から自分でも思いがけないようなことを、彼女の父親に言ってしまった。 「めぐの銀行の口座番号を教えなさい。すぐに、手術に必要なだけのお金を集めてみせるわ。」 と。 その後、家にあるものを沢山売ってはみたが、お金は全然足りなかった。 仕方なく、夜の学校の見回りなど不慣れなこともやってみたが、目標額には到底及びそうになかった。 睡眠時間もかなり削ったため、目のクマはもはや化粧でもごまかしが効かなくなってきた。 そんな私を見て、めぐは涙ながらにこう言った。「もう、私なんかのために無理しないで」と。 冗談じゃない…。しかし、もう時間が限られている… あと自分に出来ることといえば…この美貌を使って、人のものを奪うことだけ…。 その時、ふと同じ職場にいる同僚の顔が浮かんだが、それを頭から追い出すように私はこう言った。 水銀燈「…ごめんなさいね、薔薇水晶…。私は、あなたみたいな良い子ちゃんじゃないの…」 …今更、後戻りなんて出来ない…。 こんな事でこの子の明日を掴めるのなら…私はどこまででも堕ちてやる…。 完 別視点続き:水銀燈と尾行とめぐ
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数学の授業中、机の突っ伏す男子生徒が一人。 男子生徒の名前は、桜田JUM。 そんなJUMの姿を見てため息を零すのは、数学担当教員である蒼星石である。 一応事情は知っているので、軽く注意の言葉をかける蒼星石。 蒼星石の言葉に、力の無い声で返すJUM。 さて、何故JUMはこうなったのか? まぁJUMは有栖学園の裏に関わりを持つ存在であり 有栖学園を守護する一人だ。 ちなみに昨日の夜も、懲りずに有栖学園を狙う馬鹿が来た。 その日の当番は、JUMに加えて従者であるロスヴァイセがメンテで居らずJUM一人での戦いとなった。 本当ならその日の当番はJUMと水銀燈だったのだが…… 「あ、ごめぇ~ん。テレビ限定版くんくん~世界が静止する日~が入るからサボるわ~」 などと言いさっさと居なくなったのだ。 録画してるんだろう? とJUMが言えば水銀燈はニッコリと笑みを浮かべて 「録画は録画。やっぱり……生で見ないとだめじゃなぁ~い?」 よく分からん事を言い残して今度こそ本当にJUMの前から消えた。 まぁ、広範囲攻撃を主体とするJUMならさっさと敵を屠って……と、行きたかった所だったのだが…… 今回の敵は、やたら質が良くまた量も多い。 に、加えて魔術師が大勢。回復役まで居るし補助役まで居る。 一個師団と一人で戦う。 高レベル勇者ご一行+召喚獣いっぱい(敵)と魔王(JUM)みたいな何処ゾのRPGみたいな状況に 置かれたJUMは、マジで涙流して戦ったらしい。 戦いの終盤に入っては「くんくんめぇええ!!!!」と、もう訳の分からん咆哮をあげて敵を屠っていた。 そしてその結果、こうやって机に突っ伏す一人の男子生徒が、出来上がった訳だ。 言うなれば……真っ白に燃え尽きちまった某ボクサーの様でもある。 なお、JUMは朝のSHRから丁度四時間目にあたる今の数学の時間までズッと突っ伏したままである。 事情を知らない英語担当教員の真紅や家庭科担当教員の翠星石からは注意が飛び(一部物理的) 同じく事情を知らない世界史担当教員の雪華綺晶からは、何時もの軍みたいな注意が飛ばず本気で心配されたほどである。 そんな裏にかかわっているJUMの日常。
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真紅(しんく) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 第5ドール。 人工精霊はホーリエ。 武器はステッキ。 マスター(下僕)はジュン。 髪の毛を鞭のようにしならせ、攻撃する「巻き毛ウィップ」。 クンクンが好き。 錬金術関連の本を読む。 紅茶が好きで、淹れ方や味に厳しい。 トイレをテーブルと間違えお茶会をしようとした。 雪華綺晶からは「紅薔薇のお姉さま」と呼ばれている。 水銀燈(すいぎんとう) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 第1ドール。 人工精霊はメイメイ。 黒い羽根が生えている。 蒼星石のローザミスティカを取り込んでからは羽根が巨大化し、鞄で休むことが出来なくなった。 めぐのことをすごく心配している。 乳酸菌(ヤクルトなど)が好物。 何気にくんくんが好き。 翠星石(すいせいせき) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 第3ドール。 蒼星石の双子の姉。 人工精霊はスィドリーム。 あまり素直ではない。 ツンデレ。 蒼星石(そうせいせき) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 第4ドール。 翠星石の双子の妹。 人工精霊はレンピカ。 原作ではマスターの結菱一葉を助け、ローザミスティカを失ってしまった。 アニメでのマスターは柴崎元治。 雛苺(ひないちご) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 巴と契約していた。 第6ドール。 人工精霊はベリーベル。 個人的には漫画の雛苺は異常~にかわいいのに、アニメ版の雛苺はなぜかうざいんですよね。 金糸雀(かなりあ) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 かしら~。 第2ドール。 人工精霊はピチカート。 神奈川と間違えられる。 薔薇水晶(ばらすいしょう) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 偽者第7ドール。 人口精霊もローザミスティカも持っていない。 雪華綺晶(きらきしょう) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 本物の第7ドール。 アニメでは10秒くらいしか登場していない。 原作では雛苺の体を食べた。 くんくん imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 劇中で放送されているテレビ番組「くんくん探偵」の探偵。 ラプラスの魔 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 謎のウサギ。 桜田ジュン(さくらだ・-) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 幸運な人。 真紅の下僕であり、マスターでもある。 ひきこもり。 桜田のり(さくらだ・-) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ジュンの姉。 ジュンの引きこもりを直そうとして必死に頑張っている。 柏葉巴(かしわば・ともえ) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 雛苺と契約していた。 一応ジュンの同級生。 柿崎めぐ(かきざき・めぐ) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 水銀橙のマスター。 病院で入院している。 死にたいと願っている。
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『明日、不死屋では高級苺をふんだんに使った苺大福を、12時より20個限定で発売します!!1日だけのスペシャル大福ですので、お早めに…』 朝、雛苺が学校の仕度をしていると、TVでこのようなCMが流れていた。 急いでメモを取るものの、雛苺の顔は何故かさえない。 雛苺「うー…でも、12時じゃまだ授業が終わってないの…。しかも20個しかないなんて、あんまりなの…」 そうつぶやくと、雛苺はため息をつきながら、学校へと向かった。 雛苺「うゆー…」 学校についてからも、雛苺の頭の中は例の苺大福のことでいっぱいだった。 学校の授業がある…でも食べたい…そんなジレンマが雛苺を襲う。 その時、雛苺の頭にある名案が浮かんだ。 そうだ、学校を休めば全ては丸く解決するではないか!しかも、この学校にはサボりのプロもいる…!! 思いついたら即行動と、雛苺は水銀燈に声をかけた。 雛苺「ねぇねぇ、水銀燈っていつもどうやって、学校をお休みしてるの?」 水銀燈「んー?簡単よぉ…。電話で『お腹痛い』って苦しそうな声で言えば、意外に相手には分からないものよぉ♪」 なるほど、と感心する雛苺。そうか、こんな簡単な事でよかったんだと、思わず足取りも軽くなる。 …そして次の日、雛苺は計画を実行した。 雛苺「イチゴ、イチゴ、すぺしゃるイッチゴ♪」 限定苺大福を手にし、上機嫌で苺大福にかぶりつく雛苺。 その時、人ごみの中である人物と目が合ってしまった。その人物は意外そうな顔をしながら雛苺に近づき、そして話しかけてきた。 水銀燈「あらぁ…?あなた、こんなところで何してるのぉ?」 雛苺「す…水銀燈は、何でこんなところにいるの!?」 水銀燈「何って…今からお昼ごはん食べに行くんだけど…。ああ…だから昨日、私に『どうやってサボるか』なんて聞いたのねぇ…。いけない子ぉ♪」 そう言うと、水銀燈はクスクスと低く笑い、話を続けた。 水銀燈「さぁて、どうしようかしらぁ?あの真紅が聞いたら、さぞかし怒り狂うでしょうねぇ…♪」 雛苺「お、お願い…言わないで…。」 青ざめた顔で雛苺は嘆願した。 水銀燈「でもぉ…。このままじゃ金糸雀が可哀想だものぉ…。あの子、あなたがお腹痛いって言うから、ずっと心配してたのよぉ?」 雛苺「カナが?」 水銀燈「そうよぉ…。あなたは学校をサボり、なおかつ友達を心配させるという2重の罪を犯したの。その罪は大きいわよぉ…?」 雛苺「…そうね。その通りなの…。怒られても仕方ないよね…。」 反省した様子を見せる雛苺の頭を、水銀燈は優しく撫でこう言った。 水銀燈「よしよし、冗談よぉ。まあ今日は無理だとしても、明日はちゃんと学校に行かなきゃダメよぉ?…それと、あんまり私の技使わないでねぇ…。私だって、明日は江ノ島に行こうと…」 雛苺「うよ?」 水銀燈「な、なんでもないわぁ。とにかく、もうこんな事しちゃだめよ?」 そう言うと、水銀燈は別の店へと行ってしまった。 次の日、雛苺は元気に学校へ出勤した。 金糸雀は本当に雛苺のことを心配していたようで、何度も「体はもう大丈夫かしらー?」と聞いてきた。 その姿を見て、思わず「ごめんなさい」と謝る雛苺。 金糸雀だけじゃない、みんなも心配してくれていた。なのに自分は…。 そんな気持ちからの「ごめんなさい」だった。 そんな雛苺を見て、ともかく無事でよかったと安堵する一同。その時、真紅があることに気がつく。 真紅「…そういえば、水銀燈はどうしたのかしら?」 薔薇水晶「何か、お腹が痛いとかで…。どうしたんだろう…。」 雛苺「んと…水銀燈なら、大丈夫だと思うの…。今日、江ノ島に行くって言ってたから…」 その言葉を聞き、薔薇水晶は職員室を大急ぎで飛び出していった。 1時間後、水銀燈は薔薇水晶と雪華綺晶に両脇をつかまれ、まるでどこかで捕まった宇宙人のような格好で、職員室へ連れてこられた。 そして、雛苺を見るやいなや、水銀燈はその怒りを爆発させる。 水銀燈「雛苺!!あなた、何で恩をアダで返すような真似するの!?せっかく、気持ちよく泳ごうと思ってたのに!!」 雛苺「だ、だって薔薇水晶…ものすごく心配してたし…」 水銀燈「私の場合はいいの!!」 薔薇水晶「よくない!!私がどれだけ心配したと思って…」 …こうして、学園には1日ぶりに教師全員がそろった。 「うにゅーも大切だけど、それよりもずーっとみんなで、仲良く楽しく過ごしていきたいな…」 騒がしい職員室の中で、雛苺はそんなことを考えていた。 そして、雛苺は二度とずる休みをすることはなかったという…。 完